業務にはまったく関係ありませんが、
ウチの息子(小6)のサッカーの”進路”を考える上で学んだことを、後に続く同じくらいの知識レベルの親御さんのためにシェアしておきます。
あくまでもイチ個人の考えですのでそのつもりでお読みください。
前提(超基本事項)
1)世代別の呼称
小学年代:ジュニア
中学年代:ジュニア・ユース
高校年代:ユース
2)中学年代はクラブチームでのサッカーが主流
少なくとも私が知る限り東京あたりでは中学年代は、
中学校の部活動よりもクラブチームでサッカーをやるのが主流(らしい)です。
これがJリーグ以前の部活動しか知らないオサーン世代にはピンときませんでしたm(__)m
3)クラブチームに入るためにセレクション(試験)に合格する必要がある
とりわけ強豪チームに入るためにはかなりの競争率を勝ち抜く必要があります。
いわゆる『お受験』のサッカー版のようなもの。
親もみんなヒッシです。
また上手な子には『スカウト』の声も掛かるらしいです。
ちなみにウチのチビは・・・
●小5から地元の強豪チームに所属
●しかしスタメン(レギュラー)にはなれなかった
●そして「ジュニア・ユース」チームへは昇格できなかった
【補足説明】
ジュニアチームからジュニアチームへの昇格基準や人数はチームにより異なります。
(ほぼ全員昇格できるとか、3割程度に抑えて残りは外部からスカウトやセレクションを通じでとる、など)
つまり、
ウチのチビは中学年代では別に活躍の舞台を探す必要があります。
ジュニア・ユースクラブ情報
東京都クラブユースサッカー連盟
「95年のウェブサイトかよ!」とツッコミをいれたくなるクオリティではありますが、
これが連盟の公式ウェブサイトとなります。
(このサイトを信用すると都内84チームとなります。)
連盟に加盟していないチームも多数あります。
それをも含めたサイトはこちら。
TJSS-東京都ジュニアユースクラブ一覧
どこのチームがどのくらい強いのかの目安として・・・。
町田JFC独自ポイントによる公式戦ランキング
クラブ選びのポイント
現所属クラブでの内部昇格ができなさそうだという予感(笑)がしはじめたところでクラブ選びの準備を開始しました。
1)強さ
チームとしての強さを追求するかどうか?
高いレベルでやりたいのかどうか?
先の町田ランキングなどを見たり、コーチや別の親御さんに聞いたりするとだいたい理解できます。
ウチの場合は、
小6でスタメンになれなかったというところが本人的にも(もち親も)たいへんツライことだったので、
今のレベルを冷静に把握して、試合に出られる可能性がそれなりにありそうなところを目指す方針です。
(今後の伸びや他の子のレベル、コーチの方針などもあるので結果としてどうなるのかはわかりませんが)
2)方針
上記1)とも関連しますが、
チームの方針もかなり重視しています。
これは大きく分けると、
①強さ・勝利を優先するチーム
②中学年代は育成期間と位置づけているチーム
ウチは「勝負は高校年代で」と決めていますので、育成に力を入れているところを探しています。
例えばスタメンを固定して一部メンバーだけが公式戦や練習試合に出られるようなチームだと、
そこから漏れた場合かなりツライので・・。
チームのサイトや説明会で明確に方針を記載している場合とそうでない場合があるので、
横の繋がり等で情報収集をすることが大切です。
3)プレースタイル
「サッカーはそんな単純な言葉では表現できないよ」という声もありますが、
平たくいうと
①パス/ポゼッションサッカー
②ドリブルサッカー
となると思います。
息子のプレースタイル的に、
あまり①を前面に出しているチームは合わないような気がするのでパスしています。
4)練習環境
①自前グラウンドの有無
一部を除き、都内のチームは自前のグラウンドがなく公共の施設や小中学校の校庭等をジプシー的に渡り歩くことを余儀なくされます。
②人工芝/土/砂
おそらく望ましいのは人工芝でもできつつ、土のグラウンドでもできるという状況ではないかと考えます。
(試合を想定すると)
③自宅からの距離
自宅から自転車で通える程度がベストだとは思いますが。現実的には電車〜バス乗り継ぎというところも多いです。
5)費用
①入会費1-2万円、年会費1-2万円、月会費1-2万円が相場かな?
②交通費:中学生から大人料金です(泣)。1日1,000円掛かると月に25,000円とかしちゃいます。
また自前のグラウンドがないと必然的に公式戦も練習試合も遠征となるのでさらにお金がかかります。
③他:ユニフォーム購入費や合宿
チームによってかなり幅がありますが一説によると「私立中学に行くようなものだ」と・・・。
諸々計算すると年間40-60万円くらいですかね?
6)指導者/練習内容
後ろの方に書いちゃいましたけど一番大切なのはこれでしょう。
但し素人や軽くサッカーをかじったことがある程度のお父さんが判断するのが難しい項目ですね。
複数チームの、通常の練習を見学および練習会に参加して比較するしかないです。
7)人数
1学年25-50人程度が一般的のようです。
レギュラーを取るという面においてはとても重要な要素です。
8)フィーリング
結局のところコレです(笑)
そう考えると結婚とか就職に近いなw
スケジュール
噂によると夏ごろから大きな大会で活躍する選手や各種トレセン参加選手にはスカウトの声が掛かっていくらしいです。
うちは9月頃から練習会に参加し始めました。
内部昇格できるかどうかの微妙な線上にいる子は動くのが難しいかも知れませんので、
まずはコーチや周りの人に相談をするのが良いと思います。
トップレベルのチームのセレクションから早い時期に始まっていき、
11月〜12月には佳境を迎えるという感じのようです。
今のところの結論
クラブ選びをするということは、
サッカーを息子の人生においてどう位置づけるかということにも関わってきます。
ある子にとっては、
仮に3年間公式戦に出られずとも強豪チームに入ることが重要であったり、
逆にチームとしての成績よりもまず自分が試合に出ることが最優先であったりといろいろです。
家族会議で話し合った今のところの結論は、
・サッカーは息子の人生の楽しく充実させるための手段
・息子にとってのサッカーの楽しさは試合に出場すること
・よって中学年代は公式戦出場を最優先させる
ということにしました。
☆☆☆
具体的なチーム名書くと一気に話にリアリティと躍動感が生まれますが(笑)、
なにか差し支えるとアレなので一般的な話に留めておきます。
なにかあれば個別にお問合せくださいませm(__)m
いずれにせよ、
家族がひとつとなり目標に向かっていくそのプロセス自体がとても楽しく、
不安や不満があっても、
後から振り返ると家族旅行なんかよりもよっぽど「いい思い出」になりそうです(^^)v
中学生になると急速に親の手から離れていきそうなので、
そういう面でも貴重な体験なのかもですね!
追記
調布FC(U13)、東京都クラブユースサッカー選手権2次リーグ突破! | 模索するブログ
☆☆☆
Kindle版(電子書籍)
サッカー日本代表の少年時代 選出された一流選手たちは、どんな幼少期を過ごしたか? (PHP文庫)
「色々な道がある」ということが理解できます。
追記:進路が決定しました!
調布FCで頑張るぞ!:ジュニア・ユースサッカー進路決定 | 模索するブログ