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徹底的圧倒的絶対的にハイボール

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『徹底的圧倒的絶対的にハイボール』
(bot_vol.43)

突然ですがハイボール

「昔々流行ってて、ここ数年サントリーが小雪のCMなどを駆使して再ブレイクさせた。」

という程度の知識しかなかった『ハイボール』。

世の中のトレンドに遅れること約3~4年。
いま極私的ハイボールブームがやってきております( ー`дー´)キリッ


・外で飲む時には基本的にハイボール。
・家で酒を飲む習慣などはなかったのですが

某社長から、
「ほろ酔い加減でないと飛躍したアイディアが出せないぞ」というススメもあり(笑)、ちょこっと自宅でも飲むようになってきたのですが、それもハイボール。

なんでここまで成功したのかなとネットで調べてみると、
皆様のご商売にも活かせそうな要素がたくさんありましたのでシェアさせていただきます。

※突貫工事的に調べただけなので間違いがあったらゴメンナサイ
酒類業界はズブの素人ですので補足説明などあればコメントくださいませ

『ハイボール』の成功というよりは、
『ウィスキー』の拡販作戦の成功。

もっというと
『サントリー角』のマーケティング的成功事例ということになろうかと思います。

経緯

【経緯】
・2007~8年 サントリー社内で「ウィスキーをどうにかせんとイカンぞと激が飛ぶ」

・2008年4月 小雪のCMスタート

・2009年~10 年 ハイボールブレイク!

・2010年 サントリー角が足りなくなってトリスを投入。トリスの拡販にも成功(笑)

・2011年 飲食業界においてハイボールが完全に定番化

・2012年 結城に極私的ハイボールブーム到来 ^^;

どんだけスゴイかってこのデータを見た時に思わずノケゾリました
Σ(゜Д゜)スゲェ!!

取り扱い店舗数

【サントリーのハイボール取り扱い店舗数】

2008年9月 6,200店



2011年 180,000店!!!(約30倍)
http://www.suntory.co.jp/news/2012/11280.html

サントリーのいちばんのスゴさというのは、
世の中的な話題性やニーズと実際の面の広さ(広義の営業力)の両輪のバランス良さだと思うのです。

☆ ☆ ☆

●陥りがちなダメな例

・話題はすごいけど売っているところが少ないので試せない→そのうち忘れちゃう
・話題以上(需要以上)に市場への配下量が多過ぎて店頭ではダブつく→終売へ
・話題に乗じて増産体制を準備しそれが整った時にブームが終了 (ToT)/~~~

市場の引きに合わせて扱い店舗を増やし、
扱い店舗が増えたら増えたらできっちりと広告や販促ツールなどでサポートしていき
結果として料飲店でハイボールを定番メニュー化させることに成功

その他、小雪さんCMだとかの要因もあろうことかと思いますが、

そもそも「ウィスキーをたくさん売る」というミッションに対し、

・新商品を作るのではなく
・ハイボールという飲み方を提案(絶対的な代名詞的存在)
・角によるハイボールの1点勝負

という戦略をとったことがさすがなわけです。

まずはウィスキーを売るためにハイボールブームを創り出す。

ブームになるとニッカウイスキーや洋ウイスキーもハイボール化される

それらを駆逐するために攻撃の手を休めないで広告展開

それが菅野美穂さんによる、
「うちのハイボールは角だから。」
http://www.suntory.co.jp/whisky/kakubin/reason/

ブームを創り出すのも難しいですし、ブームを定番化させるのも難しい。

さらに難しいのが雨後のタケノコ的にやってくる後発コンペチターをモグラ叩きのごとく、つぶしていくことなのですが、
それもうまくやっているようです。

逆にひと頃ブームだった『食べるラー油』はいろいろと使えるけど、
「これっ!」という絶対的な使い道がないので外食市場からはかなり消えていっているようです。

桃屋ラー油レシピ
http://www.momoya.co.jp/recipe/product7.html

流行と暑さのW効果? “食べるラー油”メニュー、各社で大ヒット
http://gourmet.oricon.co.jp/78445/

食べるラー油と言えば?
と10人に聞いて8人が同じ回答をするくらい絶対的なレシピなり活用法が欲しかったですね。

「ウイスキーと言えば」→「ハイボール」
「ハイボールと言えば」→「角」

いや~、さすが磐石ですね(笑)

ちなみに、今この食べるラー油と若干位置づけが近いのが
『塩麹(しおこうじ)』
ですね。

この塩麹も確かに塩がわりにどんな料理に入れても合う、
合うけれどもこれという一品がないわけです。

ドラの音量と市場の配下量の歩調を合わせるというのはサントリーにしかできない芸当なのかも知れませんが、

既に手元にあるもの、かつて流行ったものに日を照らすということは工夫しだいではできるのかも知れません。

以上、駄文をつらつらを書き連ねましたが、
ものすごく良い記事を発見しましたのでこれを読んでいただけましたらいろいろ参考になると思います(必見です)。

但し、簡単なアカウント登録が必要となりますので、いくつか引用しておきます。

☆ ☆ ☆

●ハイボールを一大ブームに仕立てた男
サントリー、「やってみなはれ」に応える「みとくんなはれ」精神
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4178

===
一人ひとりがウイスキーを愛しているのに、売れない。そんな悩みの中からアイデアが生まれ、膨らんでいった。失敗もあるけれど、うまくいきだすとみんなから良い知恵が出てくる。

ハイボールは、そうしたいろいろなアイデアの中の1つです。

あれこれ議論して達した結論は、ストレートが一番格好良くて次がロックで、割るのは邪道だという「ウイスキーかくあるべし」という従来型のウイスキーの価値観から離れるべきではないかということでした。

そこで、ウイスキーを否定するわけではなく、今までの概念を覆して「アップトゥデート」しようと考えた時に、ハイボールだと思ったのです。
===

===
同時に、やるなら徹底的に、ビールの新製品を出す時ぐらいの投資をしなければダメだと主張しました。ウイスキーの低迷期には、1商品あたりの広告投資額はビールの方が6倍ほど多かった。

従来は「オールド」も「山崎」も「角瓶」もといろいろやっていたが、それをすべて角のハイボールに集中すればビール並みになる。

あれもこれもと経営資源を分割せず、集中戦略を取らなければ世の中のお酒カテゴリー全体の中での存在感を示すことができないと考えたのです。
===

===
ウチの社員の続けることに対する執念は、どこにも負けないと思います。ずっと失敗し続けていたわけですから(笑)。それで、みんなが失敗しても頑張れるのは、一発逆転があるからです。

敗者復活するには、チマチマ頑張って少しずつ上がってもしょうがない。優秀で常に10%ずつ上がっていく人間もいれば、大逆転を狙う、麻雀で言えば常に役満を狙っている人間もいる。それで本当に役満で上がることがあるわけです。それがウチの会社の面白さなんです。
===

===
サントリーはもともと、「トリスを飲んでハワイへ行こう」や「金曜日はワインを買って帰ろう」といった生活提案が得意でした。しかし得意な反面、途中からそれを勘違いして表現オリエンテッドになり過ぎた。

クリエイティブ万能という過信があって、商品はみな同じ、宣伝の力で何とでもなるという考え方になってしまったのです。
===

ぜひ、面倒でも会員登録して全文読んでくださいね!

☆ ☆ ☆

●ハイボールを一大ブームに仕立てた男サントリー、
「やってみなはれ」に応える「みとくんなはれ」精神
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4178

そして皆さん、
私と一緒にハイボール飲みましょう♪

おまけの話

好評だったので今号も『結城の眼』として、
「これ、絶対見た方がいい!買った方がいい!行った方がいい!」
というものを3つ程ご紹介いたします。

1)数寄屋橋サンボア

大正7年に神戸で創業したSAMBOA(サンボア)は老舗と呼ばれる存在で、現在は関西を中心とした13店舗。
サンボアのロゴが入った特注グラスに、ダブルのウイスキーをウィルキンソン タンサンで割り、レモンピールをキュッと絞った氷を入れないサンボアスタイルのハイボールが有名。
http://www.samboa.com/
↑↑
氷を入れないサンボアスタイルのハイボールもグーです!
ここでハイボールをはじめて意識して飲むようになりました。

津田さんという私より若いバーテンダーがやっています。
銀座のバーですがリーズナブルに飲めます。

有楽町~銀座~新橋界隈で食事した後にでもぜひご利用下さい!

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2)いせや総本店 公園店(吉祥寺)

井の頭公園の手前でいつも煙をモクモクさせている焼き鳥屋。
その存在を知ってから15年以上経って先日はじめて行きました。
ここは(・∀・)イイ!!っすね。

パッと見とにかく美しい店構えでなく中もたいへん伝統ある感じなのですが、料理の味やコストパフォーマンスもさることながら、
こんなところで飲み食いしている自分がなんだか(・∀・)イイネ!!
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005878/

ちなみにここでもハイボールを飲みましたYO!

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3)ドン・キホーテ

今までウィスキーなんて自分のお金でいちども買ったことなかったのにこの発作的かつ世の中に対して遅延気味な極私的ハイボールブームのために、
なんと2週続けてウィスキーを買いました。

ウィスキーなんてアウトオブ眼中(死語)だった男に2週続けてウィスキーを買わせるこのハイボールってのは只者じゃないね、
ってのが今回このニュースレターの題材にしている理由です。

そして、サントリー角瓶。
こいつをコンビニで買うのは明らかにもったいないので、
歌舞伎町の酒販店『信濃屋』の門を叩いた。

「たのもう~!」

ありとあらやる酒が並ぶ棚からサントリー角700mlを見つける
値段を確認すると、
『1,380円』

高いか安いのか判断がつかなかったので、
同じく歌舞伎町入り口にあるドン・キホーテをチェック。

すると、
『1,080円!!』

ムムム、
本職の酒屋に勝つなんぞなかなかコヤツやるな。

ちなみにコンビニではいくらだろうと値段をチェックすると、
700mlではなく450mlがあり、それが980円でした。

ってことで結城に触発されてこっそりと自宅ハイボールをしようって思っている皆さん!
ドン・キホーテがおすすめですよ。

☆ ☆ ☆

以上、

インターネットを活用した海外ビジネスをまったく模索していないニュースレターでしたm(__)m

送信が終わったらハイボール飲もうっと♪

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。